Manage Cameras プラグイン
この章では、FormIt に付属のプラグインをいくつか紹介して、 Encode Campus Sample Model.axm に改善を加えます。まだダウンロードしていない場合は、FormIt Primer Part II DataSet からファイルをダウンロードできます。
FormIt Primer では全般的に、モデル全体の表示をナビゲートおよびコントロールするための便利なツールとしてシーンを使用しています。 このプラグインを使用すると、現在のカメラの高さを表示および編集したり、各シーンのカメラを 3D オブジェクトとして書き出したり、これらのシーンをモデル間でコピーできます。
1 - 最初に、カメラが実際に視点レベルになるように、シーン Eye Level - Long Alley を調整します。
このシーンが表示されていない場合は、[シーン] パレット内でシーン Eye Level - Long Alley をダブルクリックして戻ります。
歯車付きカメラのアイコンをクリックして、Manage Cameras パレットを開きます。
[Height Above Ground] を 5'-8" に変更します。
注: モデルにレベルがある場合、このプラグインでは Main Camera より下の最も近いレベルからの高さも表示されます。
2 - 次のように操作します。
[シーン]パレット に戻ります。
シーン Eye Level – Long Alley が選択されたままになっていることを確認します(選択されていない場合は、シングルクリックで選択します)。
[シーンを更新] ボタンをクリックして、このシーンに新しいカメラの高さを保存します。
注: シーンのカメラの角度と位置を調整する場合は、 [シーン カメラを編集] ボタン( [シーン]パレット 上部の更新ボタンと再生ボタンの間にあるボタン)に切り替えます。
3 - 次に、シーンを新しいモデルに書き出します。まず、Manage Cameras プラグインを使用してすべてのシーンのカメラ オブジェクトを作成します。
[Manage Cameras]パレット を再度開きます。
[Copy Cameras to Clipboard] オプションがオンになっていることを確認します。
[Export Scenes to Cameras] ボタンをクリックします。これは数秒かかる場合があります。
キャンバス全体が白くなった場合は、Main Camera がシーンのカメラの 1 つに位置合わせされています。[ズーム(Z)] で縮小して、3 つの主要な建物と新しく作成されたカメラ オブジェクトが表示されるようにします。カメラ オブジェクトは自動的に Cameras という名前の 1 つの大きなグループに配置されます。このグループ内では、個々のカメラは作成元のシーンと同じ名前の独自のグループに配置されます。
4 - これらのシーンを新しいモデルにコピーします。カメラ データがクリップボードに保存されたため、後は次のように操作するのみです。
現在のモデルを保存 ([Ctrl] + [S]) して閉じます。
メイン メニュー バーの [ファイル] ドロップダウンから [新しいスケッチ([Ctrl]+[N])] を選択して、新しい空のスケッチを開始します。
Manage Cameras プラグインが開いていない場合は開き、[Look for Cameras on Clipboard] オプションがオンになっていることを確認します。
プラグインの下部近くの [Import Scenes from Cameras] ボタンをクリックすると、他のモデルのシーンが読み込まれます。確認するには、[シーン]パレット を開くか、レイヤ Camera をオンにします。シーンと 3D カメラ オブジェクトがすべてこのモデルに読み込まれたことがわかります。
Last updated