1.7 - マテリアルでペイントする
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前の演習 で説明したように、ユーザ独自のマテリアルを作成し、そのマテリアルを使用して FormIt で面をペイントすることができます。この演習では、Autodesk Material Library からマテリアルを読み込むだけでなく、マテリアルを作成および編集します。
直前のセクションを完了していない場合は、 FormIt Primer Part 1 Datasets から 1.7 - Paint with Materials.axm ファイルをダウンロードして開きます。
1 - 参照する寸法を含む平面図を表示するには、[レイヤ]パレット に移動し、レイヤ Plan Image をオンにします。
2 - [長方形ツール(R)] を選択します。既存の床のグループの上に長方形を直接作成します。床のグループを編集するのではなく、既存のグループ化されたオブジェクトの上に描画してください。
3 - ガラス エリア用の長方形を描画します。
既存の床の後方のコーナーをクリックし、短いエッジに沿ってマウスを移動します。
28'-8" と入力して最初のエッジ長を定義し、[OK] をクリックします。これは、床の既存の短いエッジと同じ長さになるはずです。
2 つ目のエッジを定義するには、既存の床の長い方のエッジに沿ってマウスを移動します。55'-5 ½" と入力して 2 つ目のエッジの長さを設定し、[OK] をクリックします。
[Esc] を押して、長方形ツールを終了します。新しい長方形の内側をシングルクリックして面を選択し、上にドラッグします。
4 - 高さを定義するには、Z 軸 に沿ってマウスを上に移動し、[Tab] キーを押して 11'-2" と入力します。
注: 寸法を入力できるツールを使用している場合は常に、 [Tab] を押すか、そのまま数値の入力を開始できます。
5 - 新しいジオメトリをダブルクリックして グループ(G) にします。
6 - グループをダブルクリックして編集します。[プロパティ]パレット で、グループに Glass Walls
7 - ガラスの壁の厚さを定義します。
上面を右クリックして [面をオフセット(OF)]
マウス カーソルを内側に移動し、4"
[Esc] を 2 回押してツールと選択をクリアします。
_注:_ インチ/フィート単位のプロジェクトの既定の単位は、Revit と同様に「フィート」です。 「4」 のように単位を指定せずに数値のみを入力すると 4 フィート(4') として認識され、 4 インチ(4") とは認識されません。
8 - 内側の領域を切り抜くには、内側の上面をシングルクリックして選択し、もう一度クリックして面をドラッグ する操作を開始します。消えるまで面を下に押し、スペース内でクリックして処理を終了します。
注: FormIt では、他のソフトウェアとは異なり、削除しようとしている面を誤って押し「過ぎ」ても、新たに負の押し出しが形成されることはありません。
9 - スペースの外でダブルクリックするか [Esc] を押して、 [グループを編集]
10 - グループ Glass Walls をシングルクリックして選択し、レイヤ Main Building Floor に配置します。
1 - グループ Glass Walls 内でダブルクリックして、もう一度編集します。
2 - 新しいマテリアルをモデルに読み込みます。
[マテリアル]パレット に移動します。
パレットの上部にあるドロップダウン メニューで [マテリアル サンプル] を選択し、Autodesk Material Library 内をナビゲートします。
Glass+Glazing フォルダをクリックして開きます。
マテリアル Glass - Blue Tint を探し、そのマテリアルをクリックして [スケッチ内] マテリアル ライブラリに追加します。
選択したマテリアルが新たに追加された [スケッチ内] ライブラリに戻ります。
4 - [Esc] を押して、[ペイントブラシ] ツールを終了します。[Esc] をもう一度押すか、スペースの外でダブルクリックしてグループを終了します。
1 - 床のジオメトリに基づいて屋根をすばやく作成するには、次のように操作します。
グループ Floor をシングルクリックで選択します。
下のコーナーの 1 つをクリックして、[移動] ツールを開始します。
青色の Z 軸 に沿って床を上に移動します。すばやくコピー を作成するには、[Ctrl] キーを押します。コピーのゴースト モードのプレビューが表示されます。
青色の Z 軸 に沿って移動しながら 12' 2" と入力すると、寸法のダイアログ が表示されます。[OK] をクリックするか、[Enter] を押して位置を確定します。
1 - コピーしたグループが選択されている間に、[固有にする(MU)] コマンドを使用して、このグループと床グループとの関連付けを解除します。
2 - グループをダブルクリックして編集します。[プロパティ]パレット でグループの名前を「Roof 」に変更します。スペースの外でダブルクリックしてグループを終了します。
3 - [レイヤ]パレット で、新しいレイヤ を Roof という名前で作成し、グループ Roof をそのレイヤに追加します。レイヤのオンとオフを切り替えると、正しい要素が屋根に配置されていることを確認できます。第 6 章 を参照して、レイヤ を使用した作業の詳細について確認してください。
4 - [マテリアル]パレット に戻り、マテリアル サンプル (Production) ライブラリの Concrete+Asphalt フォルダからマテリアル Concrete - Broom Finish - Colorized 1 を読み込みます。マテリアルをクリックすると、選択したジオメトリが自動的にペイントされ、新しいマテリアルがスケッチ内 マテリアル ライブラリに追加されます。
注 : グループの編集モード 以外でグループをペイントすると、同じグループの異なるインスタンスを異なるマテリアルでペイントできます。
1 - Plan Image に基づき、長さ 55' 3" 、幅 22'-7 3/4" の 長方形(R) の低いテラスを作成して、1' だけ押し出します。新しい長方形を、メインの建物の南のエッジから 8 5/8" (後で作成する柱の奥行き)離して、配置します。
注:
長方形を描画して押し出す方法については、前の章を参照してください。
テラスのコーナーをクリックするために [グリッドにスナップ(SG)] のオンとオフの切り替えが必要となる場合があります。
2 - 低いテラスを完成させます。
ジオメトリを グループ(G) にして、Lower Terrace Floor という名前を付けます。
グループを上に移動 して地盤面から 2'-2" 離します。
新しいレイヤ を Lower Terrace という名前で作成し、グループをそのレイヤに追加します。
テラス レベルの床 をグループに追加します。
注: この図では、ジオメトリを作成してグループ、レベル、レイヤに割り当てるプロセスの手順は示していません。これらのプロセスの詳細については、Primer のこれまでの章を参照してください。
3 - マテリアル Stone > Stone - Travertine を読み込みます。
4 - [マテリアル]パレット で、読み込まれたマテリアル Travertine を見つけて修正します。
プレビュー タイルをダブルクリックして、[マテリアル エディタ] ポップアップを開きます。
[色] プレビュー タイルをクリックして、色エディタ のポップアップを開きます。
[Val] のフィールドで明度を 190 に変更して、マテリアルの色合いを暗くします。
5 - 修正したマテリアル Travertine でグループ Floor および Lower Terrace Floor をペイント します。
3 - マテリアルを追加すると、自動的に [ペイントブラシ] ツールがアクティブになります。アクティブにならない場合は、マテリアル Glass - Blue Tint を再度クリックします。すべての壁をペイントするため、[ペイントブラシ] ツールでジオメトリをダブルクリックします。選択したマテリアルがオブジェクト全体に適用されます。