パスに沿った手摺
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FormIt 2021 以降では、パスに沿って手摺を生成し、結果をその場で簡単にカスタマイズできます。Railing Along Path (パスに沿った手摺)は Dynamo から提供されています。つまり、作成された手摺は簡単に目的の形に設定でき、ロジックを再実行するとジオメトリが所定の位置で更新されます。
FormIt for Windows の[Dynamo]パレットに移動し、Dynamo Samples フォルダを開いていることを確認します。
Railing Along Path サンプルをクリックします。
画面の左側に、「手摺用のパスを選択します」というプロンプトが表示されます。
一連の連続したエッジのみ、または一連のエッジのみを含むグループを選択します。
パスを選択したら、[終了]ボタンをクリックするか、[Enter]/[Return]キーを押します。
[Dynamo]パレットに、変更を処理していることが示されます。完了すると、FormIt グループに Dynamo で生成された手摺が作成され、修正できるようになります(下記参照)。
Railing Along Path を実行すると、その結果は既定値に設定されています。これでも問題ないかもしれませんが、ニーズに合わせて手摺を大幅にカスタマイズすることもできます。
Railing Along Path を実行すると、結果を含む新しいグループが作成され、FormIt によって自動的にそのグループが選択されて、Railing Along Path インスタンスで使用可能なオプションが表示されます。
グループを選択して[プロパティ]パレットに切り替えるか、自動的に[プロパティ]が表示されるグループを編集することで、Railing Along Path プロパティにいつでも戻ることができます。
手摺の全体の高さ。現在の FormIt 単位を使用します。
メインの垂直の親柱の間隔。現在の FormIt 単位を使用します。
True の場合は選択したパスの各頂点に親柱が追加され、その点で次の親柱の位置の計算がリセットされます。
たとえば、一連の 3 つのエッジを選択した場合、2 つの内側の点それぞれに親柱が表示されます。これは、その頂点が、親柱の向く方向の変化(上り階段や曲がり角など)を示している場合に便利です。
False の場合は一方の終点からパスに沿って親柱が追加され、パスに沿った距離が計測されます。途中の頂点は無視されます。これは、頂点が重要でない円弧、スプライン、または円を選択し、親柱の間隔で頂点を無視する場合に便利です。
親柱の位置を計算する場合、選択したパスの方向によって、親柱の間隔の計測を開始するパスの終点が決まります。
親柱の間隔によってパスの望ましくない終点にスペースが残る場合は、この値を True に変更してカーブを反転し、反対側の終点で親柱の間隔の計測を開始できます。
角型の垂直親柱のプロファイル サイズ(平面図)です。現在の FormIt 単位を使用します。
角型の補助手摺のプロファイル サイズ(断面)です。現在の FormIt 単位を使用します。
True の場合、手摺子はケーブルのように水平方向になります。False の場合、手摺子は垂直方向に配置され、従来の外観になります。
角型の手摺子のプロファイル サイズ。現在の FormIt 単位を使用します。
各手摺子間の幅。現在の FormIt 単位を使用します。
手摺の下部と、手摺子を支える下部手摺間の距離。現在の FormIt 単位を使用します。
オプションを編集したら、[Run]ボタンをクリックしてベースとなる Dynamo グラフを実行し、新しい結果を生成します。パラメータを変更すると、このボタンは青に変わるため、最終的なジオメトリで更新内容を確認するためには、ボタンをクリックする必要があることが分かります。
このボタンをクリックすると、Dynamo グラフ エディタ環境が起動されます。ベースとなる Dynamo グラフを表示および編集して、パラメータをすばやく変更したり、ライブで更新を確認したり、ロジックを調査/調整できます。
